香港政府に抗議するデモ隊が理工大学に立てこもっていた問題で、11/27には立てこもる人物は居なくなっており、警察が事実上、制圧した形となった。
この日、警察100人で捜索するも、人は誰も居なかったとのこと。
今月の中旬から、警察と衝突した学生ら合計1,000人ほどが立てこもっていたが、警察に包囲されて大半が投降したという。
これにより、デモ隊の拠点がなくたったため、激しい抗議活動は鳴りを潜めている。
抗議活動が今後も行われるかどうかは不明だが、民主派が11/24の区議選で圧勝したため、「五大要求」の実現に対する要求は、議会においてもまた生じてくるであろう。
つまり香港政府はまだ治まっていないということである。
それに、力づくで市民を抑え込んでも不満がくすぶるばかりである。
最大で100万人単位の規模で起こったデモ活動、またどこからか声が上がれば再び活動を再開するかもしれない。
香港政府が市民の声に真摯に耳を傾け、その不満を解消するためにどうすべきか、とりあえずは議会にて、引き続き対応を迫られるであろう。
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