台湾で1/11に総統選が行われ、開票の結果、蔡総統が圧倒的多数で再選を果たしたとのこと。
一国二制度が実質失われている香港情勢を示したうえで、中国側の掲げる「一国二制度」を断固拒否する姿勢が、市民の心をつかんだらしい。
蔡氏の低迷していた支持率が伸び始めたのは、香港で6月から本格化した抗議デモ以降という。
既に制度化されている香港での一国二制度が、名前ばかりで香港の高度な自治を認めていない状況を見た台湾市民が危機感を抱いたらしい。
中国に対し、一国二制度について「ノー」を突き付けた結果となり、中国側にとっては大きな痛手となったようだ。
蔡氏がこれほど中国側に強気でいられるのは、ここのところ、台湾が米国と接近していることもあるらしい。
その安心感が、好結果を招いたように見える。
Twitterで私がフォローしている周庭(アグネス・ラム)氏も、早速、お祝いのツイートをしていた。
「台湾がこれからも民主的な場所でありますように」と。
周氏も、自分の住む香港で民主主義が実質失われているので、近隣で民主主義を確立した地域があると嬉しく、励みになるのであろう。
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