香港デモ・延長戦
- Writer.katsu
- 2019年6月23日
- 読了時間: 1分
香港政府が逃亡犯条例の改正を断念した後も、デモ隊のたたかいは続いているようである。
去る6月21日に、若者数万人が香港警察を取り囲んだ。
私は最初、今になってなぜ?と思ったが、理由は新聞を読み進めてすぐに判明した。
さらに遡って6月12日のこと、デモ隊と警察が衝突した際、一部の学生が拘束された。
彼らの釈放を求め、6月21日に警察本部前の道路を占拠したのだ。「学生を釈放せよ」「我々は暴徒ではない」と声を張り上げつつ、卵を投げつけているらしい。
香港メディアによれば、香港全体で5,000人を超える警察官が動員されているらしい。
学生を中心とする今回のデモ隊の要求は、改正案の撤回というよりは、先に述べた学生の釈放だけでなく、6月12日の警察との衝突を「暴動」と表現した林鄭氏に対し、その発言の撤回も要求しているようだ。
もはやここまで来ると、本題とは外れて延長戦のような体だが、とにかく、香港政府に対する不満は未だに収まらないようである。
日本では、このような大規模なデモ行動はあまり見かけないが、香港政府と若者たちの確執はいつまで続くのだろうか。

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