「逃亡犯条例」改正案をめぐる問題で、7月7日、デモ行進はとうとう中国本土まで進出したとの記事。
「暴動はない。あるのは暴政だけだ」と書かれた横断幕を掲げながら行進を続ける。進む先は西九竜駅。ちなみに今回のデモ参加者は23万人超とのこと。
なぜこの駅に向かったのかというと、この駅の中に中国当局が管理する区域があるためだ。
この駅を建てるのは、香港の高度な自治を保障した「一国二制度」に反することになる。
香港政府は民主派の反対を押し切り、西九竜駅を昨年9月に完成させてしまった。それに対して抗議しているという。
それにしても抗議デモが頻繁に起こる。私も、香港の「逃亡犯条例」改正案について記事を書き始めてから、新聞に頻繁に載るこの題材についてなぜかといぶかったが、これには5年前の「雨傘運動」の反省があるようだ。
「雨傘運動」の時は、学生らが79日間も道路を占拠したらしい。これにより、日常生活や経済への悪影響を市民より懸念され、支持を失った結果、活動は縮小してしまったようだ。
今回はその教訓も踏まえ、散発的に抗議活動を繰り返しているらしい。
中国本土まで進出するデモ隊、これによる今後の影響はどうなるか・・・
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