数日前から続いている香港の空港デモ。
私のブログでも何度か取り上げている、「逃亡犯条例」改正に関する抗議デモの延長だが、デモ隊もだんだんエスカレートしてきているようだ。
数日前までは、何千人ものデモ隊が空港を占拠して、飛行機の発着もできないほどであったらしい。
譲歩しない香港政府に対して業を煮やした末の行動のようであるが、ちょっとやりすぎの感もぬぐえない。
昨日8/14にとうとう香港の裁判所が動き、空港内でのデモを禁じる命令を出し、百人規模に縮小されたとのこと。
これにより、やっと飛行機も正常に発着できるようになったらしい。
デモ隊の狙いは、香港の玄関口を占拠することにより、香港政府に対する抗議行動を世界に知らしめる意図もあるようだが、一般客に影響が大きいため、飛行機を予約していた乗客からも批判の声があったとか。
いずれにしても香港内部の乱れはまだ続きそうで、長期戦になりそうだ。
しかし事態を重く見た中国政府も、直接デモを鎮圧する動きもありそうだ。天安門事件の二の舞にならなければ良いが。
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