先日、香港の理工大学での状況を見に行った日本人の大学生が逮捕された件で、今日、釈放されたとの報道があった。
彼の行動についてはいろいろと批判もあったようだが、香港の状況を目の当たりに見た彼の証言は貴重だ。
逮捕された際、拘束され暴力を振るわれたとのこと。
暴動罪と言われたが、何もやっていないと答えて釈放されたらしい。
現場に居ただけでもこのように拘束され暴力を振るわれる。
これは不当逮捕ではないか。
またTwitterを更新した周庭(アグネス・チョウ)氏も、警察は理性的ではない、と批判し、注意を呼び掛けていた。
理工大学からは投降者が何百人も出たらしいが、いまだ数十人が籠城して徹底抗戦を続けているという。
しかしそれも時間の問題だろう。
ただ、大学を鎮圧したから全ての抗議行動が終わるわけではないだろう。
またどこかから不満の声があがり、デモ活動はまた再開すると思われる。
一国二制度の高度な自治は、もはや崩れ去っているように見える。
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