6月から続いている香港市民による抗議活動は、区議会選挙が実施された後、ここ1カ月は、クリスマス前後を除いて動きが少なかったが、元旦にデモを行うことを警察に申請し、許可がおりたとのこと。
元旦のデモ行進は毎年恒例のことらしいが、今回のデモは例年とはかなり趣が変わるものと思われる。
例年はせいぜい1万人弱らしいが、今回は反政府デモという大きな名目があり、これまでも何十万人という大規模なデモが何回も行われているので、やはり数十万人規模のデモが予想される。
しかし正直なところ、年の始めの元旦ぐらいはおめでたい気分で迎えたいと思わないのだろうか。
やはりデモに参加する者たちは、それよりも五大要求に応じない政府への怒りの方が強いのかもしれない。
動きは少なくなったとはいえ、警察とデモ隊との衝突は散発的に続いているとのこと。
一時、大学にたてこもるデモ隊を警察が1人残らず制圧した時もあったが、やはりそれは一時的なものであった。
香港市民の不満が消えない限り、デモがなくなることはないであろう。
香港政府がデモの要求を呑むことは考えにくいので、来年もデモはずっと続くであろう。
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