8月に開催するも3日で中止に追い込まれた表現の不自由展が、紆余曲折を経て今日再開したらしい。
中止になった原因が、抗議やテロ予告などの脅迫などによることが大きかっただけに、まともに再開できるのか疑問視していたが、前回の失敗を踏まえ、万全の体制で臨んだようだ。
入場に当たっては抽選とし、1回30人を1日2回のみに制限。
この制限人数に1,300人も殺到したとのこと。
前回、たった3日で中止になったことで却って話題になったようだ。
人間心理として、見られないものはどうしても見たくなるもので、その効果もあったのかもしれない。
今回はかなり厳重で、入場者にはガイド付き、金属探知機によりチェックも行うという体制。
脅迫もあったほどなので、これぐらいでちょうど良いのかもしれない。
それにしても、企画展再開に反対する市民の中に河村たかし市長も混じっていたとのことだが、立場的にどうなんだろう、と疑問を感じた。
反対者の抗議活動には目をつぶるとしても、市長までがこの個人的な活動に参加するのは、市長の立場を逸脱しているように思えるのだがどうだろうか。
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