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英首相の強硬な策

  • 執筆者の写真: Writer.katsu
    Writer.katsu
  • 2019年8月31日
  • 読了時間: 1分

イギリスのジョンソン首相は、想像以上に強硬的なタイプのようだ。


EUからの離脱は10月末の予定で、今から2カ月程しかないのに、そのうち1カ月間、議会を開かないことに決めたらしい。


イギリスは、ジョンソン首相をトップとするEU離脱派と、野党に代表される親EU派が対立しているが、首相は自分に反対する動きを、権力によって強引に封じようとしているようだ。


これにより、政府の推し進める「合意なき離脱」を阻止する動きが制限される。


当然、議会からは、民主的でないと批判の声があがっている。

また最大野党である労働党のコービン党首は、内閣不信任案を提出する可能性も示唆しているらしい。


いずれにしても、EU離脱に際しては、まだひと波乱もふた波乱もある様子。


ある専門家は、議会の閉会期間は通常1週間程度であり、1カ月も閉会するのは、ここ数十年でも例を見ない異常な事態だと指摘している。


はた目に見ても、就任間もないというのにちょっと横暴ではないか、と思える。


この2カ月の間に、野党や他の与党議会が結束してジョンソン政府に攻勢を仕掛けられるかどうか。

はたまた、ジョンソン首相がその動きを見て総選挙に打って出るか。


EU離脱まで、英政界は予断を許さない状況のようだ。




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