イギリスの首相がメイ氏からジョンソン氏に代わったが、新首相はEUの離脱に関して強硬姿勢のようである。
離脱期限は10月末であるが、合意なき離脱に関して、英側もEU側も責任を押しつけ合うような態度を取っているという。
ジョンソン新首相はそもそも反EU派のため、前メイ首相とは異なりEU離脱には積極的に推し進める方針だが、その考え方について、今後、波紋を呼ぶ可能性が大きい。
EU側が、英のEU離脱については英が現実的な方策を示すよう要求したことに対し、ジョンソン首相は、合意なき離脱が嫌なら、EU側が離脱条件の変更に応じるべきだ、との強硬姿勢。
EU離脱後も英とEUとの溝は深まるような気がする。
ちなみに、米のトランプ大統領はジョンソン首相の考えを支持するらしい。タイプ的にも、強硬的に物事を推し進めるこの2人は似たところもあるので、共感しやすいのだろう。
国家のトップにあまりワンマン的な者が増えると、国家間の関係もぎくしゃくすることが多くなるだろうから、あまり良くない流れのような気がする。
米中、日韓関係などの不安と、この英対EUの関係も、なかなか難しい問題になっていきそうだ。
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