既に1989年に亡くなっている美空ひばりに新曲を歌ってもらう。
もちろん、本人は居ないので、AIの美空ひばりに、ということらしいが。
そんな企画をNHKがたてたそうだ。
来る9/29の21時、NHK総合テレビで放映される「NHKスペシャル」。
私も興味があるので、チェックしておきたい。
新曲を作ったのは、かの有名な秋元康氏。
名曲「川の流れのように」も彼が作った曲だそうな。
AIとはいえ、どうやって新曲を歌うことができるのか?
新聞記事を読み進めると、生前のコンサート映像や音源、幼い息子に本を読み聞かせた音声など、合わせて数十時間分を解析し、AIがそれらのパターンを習得したそうだ。
放映される際、AIの美空ひばりが、本当にそこに居るかのように立って歌うという。
AIも進化してきているとはいえ、凄い時代になったものだ。
このようにデジタル上に人を作り出す技術は「デジタルヒューマン」などと呼ばれるそうだ。
しかしこのように素晴らしい技術も、詐欺などに悪用される恐れもあり、慎重に使わなければならないらしい。
どれだけ技術が進歩しても、それを悪用する人間たちは廃れない。
なんとも皮肉な話であるが…
しかしとにかく、どれほどの精度を持って新曲を歌うのか、興味をそそられる。
今度の日曜日の21時は忘れずに覚えておこう。
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