スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが2018年夏、学校をストライキして国会の前に座り込み行動をしてから、世界各地で気候ストが広まっているらしい。
世界の温室効果ガスは、2018年までの10年に毎年1.5%前後増え続けているとのこと。
温暖化の影響で、気温上昇や海面上昇だけでなく猛暑や豪雨など気象への影響、生態系にも変化をもたらす。
近年、猛暑、大雨と、日本でも顕著にその傾向があらわれている。
グレタさんが行動した9/20には、世界で400万人以上が参加したとのこと。
こうした声をあげていくのは、温暖化抑止のためには大事なことだろう。
若干16歳でこれほど世界に影響を与えるグレタさんはすごい人だと改めて思う。
しかし、日本は残念ながら温暖化対策では批判を浴びる立場に居る。
現在、開催されているCOP25でも、二酸化炭素を排出する石炭火力発電所を増やし続け、新設の計画も次々に出しているため、連日、厳しい批判を受けているらしい。
発生する二酸化炭素を分離したり回収する技術はあるものの、コストやもろもろの条件から、実用化は難しいと言われている。
2011年の原発事故以来、原子力に頼らなくなった代わりに火力発電を増やしているのであろうが、それもどうやらあまり良くない結果を招いているようだ。
今は、石炭火力発電に代わる再生可能エネルギーの開発が急務であろう。
環境相に就いた小泉氏も頭が痛いところだろう。
Comments