来月から消費税が10%になるが、私としては、あまり意識していない。
今の8%から実質、2%の増税。
例えば3,000円の商品を購入しても、2%の差といえば60円程度である。
通常、高額の商品を買う機会も少ないので、駆け込み需要とかも特にピンと来ない。
ただ、高額商品を買う予定がある消費者層はそうはいかないであろう。
例えば乗用車などの高額な買い物をする際、200万円とすると2%で4万円も変わってくる。
さすがにこれだけ差があると、購入予定がある消費者は今のうちに、という気にもなるらしい。
そういった心理をついて、百貨店が駆け込み商戦を繰り広げているらしい。
今の時期だと、七五三の晴れ着や、少し早いが冬物衣料も売れ行きが好調らしい。
また高額な時計も人気とのこと。
売る側もいろいろと考えるものだ。
販売の中心となる価格帯は200~300万円。
これだけの額のものであれば、消費増税前後で数万円規模の違いが出るので、今のうちに前倒しして買っておこうという気持ちも分からなくはない。
ヨーロッパでは消費税20%という国もあるので、日本はまだ税率は高くない方なのかもしれないが、なんにせよ、税率を上げた意味があったかどうか、政府の今後の政策も問われることであろう。
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