既に2日前の話であるが、日本人で名城大学教授の吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞したとのこと。
名城大学は私の母校なので、何か感慨深いものを感じる。
ただ、吉野氏自身は大阪府出身で京都大学の卒業者なので、名城大学と言っても、彼とは結びつきはそれほど強くないのであろうが…
吉野氏はリチウムイオン電池の開発を手がけた功績により受賞したとのこと。
リチウムイオン電池は、今やなじみが深い身近な電池であるが、スマートフォンやノートパソコンに使われている他、電気自動車や航空機、国際宇宙ステーションにもその用途が広がっているらしい。
IT時代の現在でも重宝されているが、電気自動車をはじめ今後も需要はさらに高まると見込まれている。
化石燃料に頼らないエネルギー源という点で、実用化された当時から画期的な発明であったことは間違いない。
それにしても、このリチウムイオン電池を実用化させた人物が日本人であることも知らなかった。
しかも現在、自分の母校に居るとは、二重の驚きだ。
記者会見に奥さんと2人で対応したことから、おしどり夫婦であることが想像できた。
とにかく、今後も重要視されている画期的なリチウムイオン電池を発明した吉野氏を大いに称賛したいと思う。
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