高齢ドライバーによる自動車事故が相次ぎ、社会問題になっているが、政府がとうとう自動ブレーキを義務化する動きを見せた。
新車の乗用車に対しては、早ければ2021年度内に正式に決まるという。
しかし高齢者による運転で、被害者が次々と出ている中、もっと早くすべきではないか、とも思う。
つい先日も、両足を杖でつく高齢ドライバーが母子の命を奪ったばかり。
もちろん、自動ブレーキを義務化すると言っても、各自動車メーカーもすぐには整備できないだろうから、難しい問題ではあるかもしれない。
基準では3つの条件を求められるという。すなわち、
1.時速40キロで走行中、前に停車している車にぶつからずに止まる
2.60キロで走っていて、前を20キロで走る車にぶつからない
3.30キロで走行中、時速5キロで前を横切る歩行者にぶつからずに止まる
この3つをクリアしなければならないという。
いずれにしても、免許を返納せずに、車がないと生活できないと居直る高齢者も数多く居る中で、車の性能を上げる必要性が高まっていると思われる。
これ以上犠牲者を増やさないためにも、早めの義務化を望むばかりだ。
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