ドローンを使って100キロ以上離れた場所まで輸送。
そんな実験を始めたベンチャー企業があるそうだ。
想定としては、災害時などに重さ10キロの荷物を安全に運ぶことができる輸送手段を確立させることを考えているらしい。
三重県志摩市を出発点にして、最長で静岡県の御前崎市まで輸送する。この間の距離は約175キロあるという。
この距離を自動飛行させるという、世界でも例を見ない実験とのこと。
飛行にあたっては、電池ではなくガソリンエンジンを使うという。
どうやって無人で目的地まで行くかというと、KDDIの基地局から発信する電波を拾いつつ、あらかじめ設定したルートに沿って飛行させるとのこと。
そして風が吹いても安定飛行できるようにヘリコプター型のデザインにするらしい。
飛行時の高度は80~100メートル、速度は時速70キロほど。
まさに無人ヘリコプターだ。
この試みがうまくいってもっと発展すれば、例えばパイロット無しで所定の場所まで人を乗せる無人飛行機が飛んだり、通販でもドライバー無しで届け先まで飛ばすなんてこともできるようになるかもしれない。
まさに未来型輸送機の開発だ。
想像するだけでわくわくしてくる。
しかし不思議だ。
このような試みは、アメリカや中国などで、既にやっていてもおかしくない気がするのだが。
Comments