9/5の昼前、横浜の京急電車がトラックにぶつかり、脱線事故を起こした。
前3両が脱線したというから、かなりの衝撃であったのだろう。
またトラックの運転手は電車の下敷きになり死亡したとのこと。
なぜこの事故が起きたのか。
トラックの運転手は道に迷っていたらしいが、事故のあった踏切内に入る時、長さ12mのトラックは踏切内侵入口に対して大きかったらしく、数分間かけて何回も切り返しをしていたらしい。
そうこうしているうちに踏切は下りてしまい、トラックは挟まれて身動きができなくなり、そこへ電車が突っ込んだらしい。
そもそも、そんな入りにくい踏切へ、どうして無理やり入って通ろうとしたのか。
入りにくそうなら、別の道を探せば良かったのではないだろうか。
その点がいまいち腑に落ちない。
それと、こうした危険も考えて、遮断機は押し通せるようになっている踏切もあるはずだが、この踏切ではそれが不可能であったのか。
もう1つよく分からない点。
京急電車の方も、踏切の1キロ手前から警報機が鳴るシステムになっており、障害物があれば信号機が発光するので、運転士はそれに気づけば即座にブレーキをかけるはずである。
距離的には、ブレーキをかければ障害物の手前で止まるはずであるらしい。
当時、列車は最高速度の120キロで走行していたらしいが、検知装置などは正常に作動していたらしく、なぜ間に合わずに衝突してしまったのか。
運転士の急ブレーキのタイミングが遅かったのか?
これについては調査中、とのこと。
調査が進めば詳細は明らかになるであろうが、踏切事故は死に直結することもよくある。
列車も自動運転できるようにして、危険を察知した時点で自動的にブレーキをかけられるシステムになれば良いのであろうが…
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