top of page
執筆者の写真Writer.katsu

iPS細胞の移植

山中教授が発見したiPS細胞が、次々に実用化へと動いているらしい。


最初の移植は、2014年の網膜の細胞移植、次は2018年にパーキンソン病患者の脳への神経細胞の移植。


そして3例目として今年の8/29に角膜の細胞を移植したとのこと。


iPS細胞は様々な他の細胞になれるという、いわば細胞界の第三者的な立場で万能選手。

今回、このiPS細胞を角膜の細胞に変化させ、眼疾患にかかっていた40代女性の左目に移植したという。


角膜の透明性も保たれ、視力の回復まで期待されるとのこと。


これまでの、他人の臓器などを移植したリスクのある手術よりはるかに安全で、しかも改善効果まで期待できるとは、まさに夢の細胞だ。


子供の頃、アニメで出演していたキャラクターにサイボーグが居り、体全体を人工的に造られていたが、その時は、現実的にあり得ない夢物語の話と思っていた。


まさか自分が生きている間に、サイボーグよりも有益で万能な細胞ができるなどと、想像もできなかった!


この技術がどんどん発展すると、さらに寿命が延びて平均寿命200歳という時代も来るのではないだろうか?


飛躍した話ととらえられるかもしれないが、人間を形作るあらゆるパーツを再生することができ、脳や心臓、他の臓器など全てを再生できれば、それこそサイボーグよりも精巧で正確な再生技術になるということ。


不老不死の時代もやってくるのか?

それはそれでどうなんだろう。


でも例えば、樹木などは平気で樹齢1000年とかあるのだ。

人間でも、将来的にそのような事態が当たり前の時代が来るのだろうか?


ちょっと飛躍しすぎかもしれないが、iPS細胞の存在は、そんな風に想像力をかきたてる。




閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page