京都大学が11/27、iPS細胞から膝の軟骨を作り、膝の軟骨が傷ついた患者に移植する臨床研究の計画について、国に申請したという。
着々とiPS細胞が体の各パーツにされているようだ。
硬い骨は、折れてもしばらくするとくっつくが、軟骨はそういった再生能力がないらしい。
事故やスポーツ、加齢などにより膝の軟骨が失われ、関節が痛んだり変形したりしてしまう。
私も実は昔、マラソンをしていて左膝の関節を痛めて以来、走ることを断念している。医師からは、軟骨が痛んでいるが日常生活には差し支えないと言われているので、そのままの状態だ。 しかし軟骨を再生できるなら移植してほしいものだ。
ちなみにiPS細胞はこれまでにも、パーキンソン病の神経細胞や角膜の病気に対する角膜上皮細胞、血液の病気に対する血小板などがあり、iPS細胞を使った再生医療の研究がどんどん進んでいるようだ。
このまま進むと、将来的には人体1つできてしまうのではないか。
少なくとも、平均寿命がさらに延びる要因の1つになりそうだ。
「人生100年時代」が来ると言われているが、それももう間もなく来そうな気配だ。
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