先日、テレビでリアルタイムで日本対スコットランド戦を観戦していた。
最後まで勝敗が分からない、白熱した試合だった。
日本はスピードで逆転して、後半の序盤までに大きくリードし、28-7と有利な展開だった。
しかし、スコットランドも簡単には勝たせない。
なんせ、前回のワールドカップでは、10対45と大敗している相手なのだ。
スピードの日本に対し、圧力とパワーで押してくるスコットランド。
後半に猛追して28-21となる。
ここからが長かった。
手に汗握ると言うが、まさにその状態だった。
お互い譲らず、トライにまで至らなかった。
スコットランドも意地で日本を攻め立てたが、あと一歩及ばずというところだった。
日本もよく守った。
恥ずかしながら、前回までのワールドカップについては知識が無に等しいので、どれだけ成長したのかは分からないが、とにかくここまでの4戦は、世界を相手に一歩もひけを取らず、とても強い日本を感じた。
前回以前の戦績も新聞で見たが、惨憺たるものだった。
前回は3勝できていて、かなり強くなっていたが、それより前は、ほとんど勝つことさえもできない状態だった。
よくここまで成長したものだ。
監督の手腕によるものも大きいようだ。
決勝トーナメントでは、前回のワールドカップで奇跡を起こした南アフリカ戦。
1度勝ったとはいえ、2回優勝している強豪だ。
また奇跡を起こすことができるか、それとも今の実力は本物であることを見せることができるか…
ここまで全勝で来た日本、どうせなら優勝争いをしてほしいものだ。
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