昨日、免許の更新手続きに行ってきた。
今のところ優良ドライバーのため5年に1回で済む。
しかし優良ドライバーでさえも30分の講習を受けなければならないのが面倒だ。
ただ、平針などと異なり、地方の一宮警察署は即日発行してくれるのでありがたい。
簡単な視力検査や写真撮影の後、講習を受けた。
愛知県は17年連続で交通死亡事故ワースト1であったが、昨日現在では、今年のワースト1は千葉県で、愛知県は2位とのこと。
このままで推移すれば長年続いた汚名返上となるが。
減ったと言ってもそれなりに件数はあるわけで、県内で今年、交通事故による死亡はすでに100人を超えているらしい。
一宮市でも7人居り、そのうち70歳以上の高齢者の割合も高いとのこと。
また、バイクに乗った郵便局員も1人死亡したとのこと。
正直言って、郵便局員の普段の運転の仕方を見ていると、結構危なっかしい気はしていたので、なんとなく納得していた。
それと毎回、自動車の運転者には講習の度に言っているのであろうが、交通事情は常に変わっており、一瞬の気の緩みが大事故につながるので注意を、との説明があった。
また、お互い思いやりを持って、譲り合って運転するよう説明された。
講習が終わって新しい免許証を受け取り、電車を使って来たので、帰りも電車に乗って駅を降りた。
道路を歩いていると、後ろから来た車が自分のすぐ前を左に曲がって横切って行った。
「危ないなあ!」とつぶやきながら歩を止めた。
先ほどの、警察署での講師の言葉「思いやりを持って~」
思いやり、ねえ。
自動車の運転時にせよ歩行時にせよ、一宮市内を通行していて、思いやりを受けたと感じることはほとんどない。
だいたいのドライバーがこのように、自分ばかり優先して相手のことなど1つも考えない。
優良の講習を受けたメンバーは、このような自分勝手な人間が少ないと、私見では思う。
なので、思いやりを持った運転とか、常に注意を払って、などといった説明は、むしろ、違反歴のある者たち、つまり優良でないドライバーたちにしてほしいものだ。
まあ当然、違反者への講習は、自分達より長い時間実施したりして、事故を起こさないように、とかみっちりやってはいるのだろうが。
もちろん、私は思いやりを持って運転しているつもりである。
信号のない横断歩道に歩行者が居れば止まるようにしている。気づかない時もたまにあるが・・・
しかし普段、注意していてもヒヤッとするような時は何度かある。
便利な交通用具が一瞬にして人を殺傷できる凶器に変わるのだ。注意しすぎてちょうど良いぐらいだと思う。
昨日の講習で改めてそのことを考え直した。
自分勝手な運転をする者たちも、今よりももっと注意させるようにすべきだとは思う。
交通死亡事故を減らすには、普段の注意力を高めることが大事だと思う。
そして、1人1人がそれをいつも意識しなければならないだろう。
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